今回は能古島に行ってきました。
博多湾の中央に浮かぶ能古島は、市内からフェリーで約10分の身近な行楽地として福岡市民に人気のスポットです。
久保田さんはそんな能古島で、温暖な気候を生かし、かんきつ類の栽培を行っています。
勝揮さんのおじいさんの代から大切に守ってきた3haの土地で16種類のかんきつ類を栽培しています。
みかんは苗を植えてから3年くらいで実が成り始めます。5~6年で成木となり、その後30年間くらい収穫できます。
30年くらいたったら植え替え時期だそうです。
久保田さんの農園では、現在16種類のかんきつ類を栽培しています。
1月の伊予かんに始まり、スイートスプリング、マーコット、天草オレンジ、デコポン、ブラッドオレンジ、ぶんたん、そして甘夏、ニューサンマーオレンジは5月末まで。長期間、いろいろな種類のかんきつ類を楽しめるのがうれしいですね。
なかでも、ぶどう畑でも人気の「甘夏」は能古島の代表的なみかんの一つです。普通、みかんは収穫したあと倉庫等で貯蔵して甘みを出しますが、久保田さんは収穫する前に樹の上でしっかり熟成させます。そのため、甘みと酸味のバランスのとれたさわやかで、ジューシーな味わいになるのです。
見た目よりも中身を重視しているため、農薬は最低限に抑えています。虫などにより外皮が傷つくこともありますが、味にはあまり影響しないそうです。
土づくりにもこだわっていて、畑には一面”もみ殻”をひいてらっしゃいました。将来はエコファーマーの資格取得も検討中とのことです。
※カレンダーは目安です。
出荷時期は天候等によって前後することがあります。